先日、他者の協力がないと結果が出すのが困難な状況に陥っているにも関わらず、協力依頼を躊躇している社員がいました。
躊躇している理由を尋ねると「依頼する相手には本来の仕事があり、負担を掛けると申し訳ない」とのことでした。これは見当違いもはなはだしいです。
依頼相手への配慮は必要ですが、それは相手の状況を把握している場合に限ります。
結果が出せる人
相手の状況がわからない場合、まずは依頼します。
依頼に対して良い返事をもらえなかった時、はじめて相手の状況を確認します。そこで断りの理由に納得できれば依頼を取り下げればいいのです。
結果が出せる人は、協力を得られるチャンスがあれば迷わず行動します。それが結果を出すことにつながると考えているからです。
結果が出ない人
相手の状況を正確に推し量ることをせず、「大変そうだな」「忙しそうだな」というイメージだけで依頼を躊躇します。
蓋を開けると、相手が依頼を避けるために忙しそうに見せかけていることもあります。やたらと「大変」「忙しい」とぼやく人がいますが、本当に忙しい人はぼやいている暇すらありません。
結果が出ない人は、まんまとだまされて協力依頼の機会を逃します。
結果が出せる人は、相手の都合ではなく会社の都合(結果を出すこと)で行動します。仕事の成果を高めるために依頼の仕方を変えてみませんか?