弊社では問題発生時の共通的な対応方法として、

「問題発生時の4つのプロセス」

というのがあります。それは 

  • 問題の原因の追究
  • 対策の実施
  • 効果の確認
  • 標準化

というプロセスですが、先日社内で「在庫が多い」という問題において対応できていない事例がありました。

それはたしかに対応方法の問題で在庫が増えている製品もありましたが、設備の入れ替えに伴うその期間での生産できない分の作りこみを考えて在庫を増やしていたという原因を考慮しなくて、「在庫の削減」という対策を実施しようとしたことです。

結果が出ない人は原因を追究しなくて、思い付きの、目の前の対策を実施しますが、結果が出せる人は問題の原因を追究して、その原因に対しての対策を実施しています。