自責と他責の話を継続してますが、今回はなぜ自責で考える人と他責で考える人がいるのかという話です。
人は成長過程における環境の影響が大きいのではと考えています。
幼児期は自分の努力と能力が分離していなくて、努力すれば自分には達成できる能力があり、結果が出せると考えるみたいな話があります。
具体的には幼児期には親に泣く、大声を出す等で訴えると高い確率で要求が通り、努力と能力が一致していると認識します。
その後成長するにつれて努力しても自分が求めている結果が得られないことを多く経験し、努力と能力の分離が認識されていきます。
小さい頃は「プロ野球選手になる」「宇宙飛行士になる」と言っていたのが、成長すると現実味がある職業を選択するようになるのがそれに当てはまると思います。
本コラムのテーマに置き換えると、
結果が出せる人は、自分の努力と能力が一致はしないかもしれないが相関関係はあると考えて自責として捉えます。
結果が出ない人は、自分の努力と能力は分離していると考えて努力を怠り他責にします。