人の認知には限界があり、人は色々な思い込みをしてしまいがちで、これをバイアスと表現する場合がありますが、先日「自己奉仕バイアス」という言葉を知りました。

この自己奉仕バイアスとは過去にコラムでも話をさせて頂いていますが、結果が出せる人は「成功は運が良かった」と考えますし、失敗は自分の責任と考えます。

結果が出ない人はその逆で成功は自分の能力で、失敗は運が悪かったという自分でなく他の原因にするということでした。

今回は社内的な話として、お客様からのご注文を頂いた製品の材料に不具合の可能性があり、納期が遅れる可能性が出てきた場合の話をさせて頂きます。

担当者は上記事項を関係者に連絡しましたが、連絡を受けた側が適切に状況を把握できず対応が遅れ納期トラブルが発生してしまうことろでした。

この時の担当者は危うく問題になりそうだったのは、自分の責任でなく他人の責任と考えてました。

今回の件の詳細は不明点があり明言は出来ませんが、自己奉仕バイアスはあったと思います。

再度の話ですが結果が出せる人は「成功は運が良かった」と考えて、失敗は自分の責任と考えます。