弊社は社員の目指す行動基準を決めてますが、なかなか習得できないので現在その習得プロセスを「知っている」⇒「分かる」⇒「できる」の3段階での取得を目指しており、前回は「分かる」について話をしました。

ただし、この「分かる」が大変難しく現在「知っている」⇒「分かる」に悪戦苦闘しながら取り組んでいますので前回に続きこの話をしたいと思います。

多くの人は研修や上司からの指示等で新しい情報を入手しますが、なかなか明日からの実際の業務に生かせません。

これこそが弊社で設定したプロセスの「知っている」⇒「分かる」です。

実は上記のプロセスを進めるのは過去に「センス」で話をした具体化と抽象化の往復運動ができるかどうかだと思っています。

結果が出せる人はこの往復運動ができていて、「知っている」の本質を理解し、それを抽象化して、自分の業務でどうなるかという具体化ができて、「分かる」になります。

結果が出ない人はこの往復運動ができていなくて、研修で学んだこと、上司からの指導等が実際の自分の業務に生かせません。