前回まで「アドバイスしても実施しない」の理由について、

多くの人は「変化」を嫌う
 ↓(なぜ?)
自分の未熟さを認識していない
 ↓(どうする?)
外部環境の変化に対応するマインドを育てる

と原因の追求から対策へと転じました。今回は外部環境の変化を察知するために必要な観察力を、私のエピソードを交えてご紹介させていただきます。

先日喫茶店で待ち合わせをした際、私は先に到着したのでアイスコーヒーを注文して待つことにしました。

相手も到着してひとしきり会話が弾んだあと、不意に「待ち合わせには何分前につくか」という話題になりました。私が何分前に到着したか知らない相手は、私が注文したアイスコーヒーをほとんど飲んでいなかったので、そんなに早くは来ていないと感じたそうです。

彼の推理を聞いて、なるほど!と納得しました。彼は私から見ても外部環境の変化に敏感な人です。アドバイスに耳を傾ける素直さと実行に移す行動力を兼ね備えています。

こういう人は相手や周りをよく観察しているなと思いました。同時に外部環境の変化を察知する観察力が結果を出すことにつながるのだと教えられました。

P.S.

ただ、その時私はアイスコーヒーを頼んだものの、あまり喉が渇いていなかったのでアイスコーヒーにほとんど口を付けていませんでした。

この場合は氷の解け具合を観察した方が確実でしたね。