前回はメール返信の早さが結果につながるとお話しさせていただきました。

弊社では素早いメール返信を社内用語を作ってまで推奨していますが、実際は私が想定する水準を満たすまでに至っていません。

そもそも何が原因でメール返信が遅い、または返信しないのでしょうか?今回はメール返信が早い人と遅い人の違いについてお話です。

私はよく社内外のメール返信が早い人に「なぜそのようにすぐ対応(メール返信)するのですか?」と聞きます。

すると、結果を出している人のほとんどが同じようなことを言うのです。

「私は能力がないから、すぐに処理しないと他の仕事に埋もれてしまう」

自身の未熟さについて話しているはずなのですが、数多くの仕事を回しているという強い自負も感じられます。

ボールを抱え込むと仕事のパフォーマンスが落ちます。相手がいる「メール」についてはドンドンそっちにボールを投げていく(返信する)と、自分は頭を使う仕事に時間を掛けられます。

自分の未熟さ、能力のなさの自覚がある人は、ボールを抱え込むデメリットを理解しているので、メールをすぐに処理するのだと思います。

言い換えるとメール返信が遅い、または返信しない人は、自己分析が苦手で自分の未熟さ、能力のなさを自覚できないのかもしれませんね。