前回、結果が出せない人として、

「業務ボリュームが少なくなると、業務効率を落として帳尻合わせをする人。または、結果に結びつかない無駄な仕事を増やして、忙しさをアピールする人」

と例を挙げました。

その際に「ゆでガエル理論」というキーワードが脳裏をよぎりました。

ゆでガエル理論とは カエルを熱湯の中に入れると驚いて飛び出します。ところが、常温の水に入れて徐々に温度を上げていくと、カエルはその温度変化に慣れていき、生命の危機を察知することがないまま、ゆであがって死んでしまいます。※実際には科学的な根拠はなく、作り話が広まったものです。 ビジネス環境の変化に対応することの重要性、困難性を戒めるたとえ話として用いられることがあります。

冒頭でご紹介した結果が出せない人は、業務のパフォーマンスを落とした自分に慣れていき、問題が発生してから、初めて取り返しのつかない段階にきてしまったことに気付きます。

皆さんは、知らず知らずのうちにゆでガエルになっていませんでしょうか? 環境変化に敏速に対応するカメレオンでありたいですね。