前回は弊社の社内用語「覚えるには教える+皆で」の話でしたが、この関連で先日弊社での研修時に実施した内容を紹介させていただきます。

弊社では外部コンサルタントのご指導の下、管理者を中心に研修を月に一度実施しています。先日の研修は下期(10月~)目標設定の研修でした。

弊社の目標設定には基本的な考え方があり、その習得度を高めるために研修内でテストを実施しました。そして、最低点だった管理者には研修後半で部下に対して講師として研修を実施してもらうという「覚える最善の方法は教える事」を実践してみました。

結果が出せる人は、研修で自分の習得度を高めることに留まらず、自分が講師の研修で受講者が自分以上の習得度になる工夫をします。

結果が出ない人は、自分や他者の習得度を高める工夫を考えない人ではないかと今回の取り組みで推定しました。

なお、上記の事例は過去に何度か触れた「ゴール思考」の考え方ができる人か、目先のことしか考えられない人かの違いにもなるとも言えます。