今回も自責で考えられる人、他責で考えてしまう人の話をさせていただきます。

先日読んだ『自己価値理論』というモチベーション関連の書籍に「多くの人は自尊心を持っておりその自尊心を守るために、成功すると自分に価値があると自尊心を高め、失敗すると自分以外を原因にして自尊心を保つ」という記載がありました。

他責で考えてしまうのは、自尊心を守るための人としての本能、自然な考えなのでしょう。

ただし、成長の可能性がある人は、成功は他人のおかげと考え、失敗は自責で考えるという私の考え方は変わりません。

結果が出せる人は、自尊心(本能)を成長という観点から抑制できて、結果が出ない人は、自尊心を保護する考え方になります。

自尊心が必要なケースは多々ありますが、時には厄介な心かもしれません。