前回は社内の行動目標でなかなか習得できない4つの項目の内「なぜなぜ分析」についてお話させていただきました。
今回は残りの残り3つの内の1つ「基準、根拠、理由」についてです。
基準、根拠、理由を社内的には頭の文字を取って「キコリ」とし、「仕事はキコリで考えるように」ということでその習得に取り組んでいます。
本日の「キコリ」の話は、生産管理システムに関する事例です。
生産管理システムがまだ完全に正常に稼働していないのですが、その原因に対しても今回の「基準、根拠、理由」での考えが徹底されていません。
たとえば、生産管理システムでの材料発注及び生産指示が「できない」場合、その問題点に対して結果が出ない人は「できない」という担当者の言い分に対して理由、根拠を確認してません。
結果が出せる人は担当者に理由、根拠を確認して「できない」のが単なる言い訳なのか、または対策が必要な理由、根拠があるのかを判断しています。
この「基準、根拠、理由」の確認を常に行うよう社員に依頼をしています。