前回まで社内用語「誰が、何を、何時」に関連した話をさせて頂きましたが、今回から次の社内用語「覚えるには教える+皆で」についてです。
習得すべき内容が習得できない、覚えられない人が多いので、対策として自分が習得すべき内容を部下および他の社員に教えることを推奨しています。教えるために考えを巡らすことで習得する確率を高める方法です。
なお「+皆で」は、教える際は1対1ではなく、多対1で教える側を入れ替えて複数回おこなえば、同じ立場(教える側)の人から協力も得られますし、同じ立場からのプレッシャーも加わり、習得の確率がさらに高まると考えています。
テーマに照らし合わせると、結果が出ない人は「人に教えるためには自分が完璧に習得していなければならない」と考えて習得に相当な時間をかけます。結果、習得できず教えるまで至らない場合が多いです。
結果が出せる人は、自分が未習得でもまずは他の人に教えることで、教えながら自分の習得できない課題を認識してどんどんレベルアップしていきます。
まずは人に教えること。これが習得する確率を格段に高めます。