前回も「仕事はキコリ」の話をさせて頂き、キコリ(基準、根拠、理由)を具体的に実践する方法として、まずはマニュアルを確認することになっています。
弊社を例にマニュアルを確認しない原因を「自己評価が高い」という点もあげました。
今回は「自己評価が高い」以外の原因に関しての話です。
ダニエル・カーネマンの著書『ファースト&スロー』の中で、大昔の狩猟採集時代では外敵から身を守るためには瞬時の判断・行動が必要だったことから、現代においても同様の脳の働き(システム1)をするという話があります。
結果が出ない人はシステム1で物事を判断し、結果が出せる人はゴールを目指すために脳の働かせ方を変えている、変える努力をしている人です。
システム1の成り立ちを知ったからには、現代人らしく狩猟採集時代の脳から進化しようとは思いませんか?