前回も前々回も「仕事はキコリ」の話をさせて頂きました。
キコリ(基準、根拠、理由)を具体的に実践する方法として、まずはマニュアルを確認する話で、マニュアルを確認しない原因を前々回は「自己評価が高い」と前回は「ダニエル・カーネマンのシステム1」の話をしましたが最近マニュアルを確認しない理由にもう1つ考えられることがあったのでその話をします。
人の心理はいろいろな分類がありますが、心理学的には認知と感情に分類される場合があるみたいでその感情の部分が働く場合が考えられます。
具体的には、日頃から親しくしてもらっている人なら自分に有利な判断をしてくれるだろう等の感情が働くなど、本来の判断基準であるマニュアルではない判断をしてしまう場合です。
コラムテーマに置き換えると…
結果が出せる人は、キコリ(基準、根拠、理由)で判断をします。前述の感情と認知の分類だと認知になるのではと思う場合もありますが、認知は人により異なるのでキコリになります。
結果が出ない人は、感情で判断します。