- 自働化生産設備で開発可能なトランス
電源トランス(PT)
電圧検出トランス(VT)
電流検出トランス(CT)
マッチングトランス(MT)
パルストランス
カントリーリスク対策|トランス調達のサプライチェーン見直し
昨今の新型コロナウイルス感染症の事案で表面化したカントリーリスクの問題にどのように向き合うべきか自事業の管理テーマとして注目が高まっており、海外生産品が多いトランス調達においてもサプライチェーン(供給網)の見直しが急務になっています。
トランスはボビンに銅線を巻く手間が掛かる電子部品。
手間が掛かる製品の場合、人件費がコストの大きな部分を占めます。そのため、コストダウン目的で海外に生産拠点をもつ電子部品メーカーからトランスを調達されるのは合理的な選択と言えるでしょう。
しかし、その「海外生産」という手段にもデメリットはあります。
- 為替リスク
- 海運リスク
- 政治リスク など
これら表面的なリスクは想像に容易いですが、それとは別に取引開始後にデメリットを実感するのが、海外スタッフとの意思疎通です。
技術的な打ち合わせをするにしてもコミュニケーションのテンポが悪く、微妙なニュアンスが伝わり難いなどの不都合が生じるリスクも考えられます。
実際に苦労された経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
国内自働化生産トランス

競合他社が生産拠点を海外へシフトする中、グローウィルは国内でのトランス自働化生産を追求し、高品質・低コストを実現しました。
カントリーリスクなどの外部環境にも負けず、40年以上「ドロッパートランス」というニッチな市場で生き残ってきた確固たる技術と実績がございます。
自働化によるコストメリット

弊社工場の生産体制は、製造コストの中で一番大きな割合を占める「人件費」を自働化設備によって大幅削減し、お客様のコストダウン要望にお応えします。
トランスの小型化技術
グローウィルの自働化生産設備では極細銅線(Φ0.03mm)の巻線が可能です。
手巻きでは直ぐ断線するので達人レベルの技量が要求されますが、弊社設備ではコンスタントに量産できます。銅線が体積の大半を占めるため、銅線が細い=小型化に貢献します。
また、絶縁破壊対策としてボビン形状によって十分な沿面距離を確保し、高耐圧の安全性を確保しています。
高耐圧の安全性確保
従来1次、2次コイル間の絶縁は絶縁テープや沿面距離によってもたらされます。弊社では絶縁破壊対策として特殊なボビン形状で十分な沿面距離を確保し、高耐圧の安全性を確保しています。
また、このボビン形状は自働化設備と相性が良く、テープ巻き工程を自動巻きに置き換えることでさらなるコストメリットが生まれます。
国内スタッフ対応
こんな方にオススメです!
- トランスを小型化したい
- 海外生産品に不安、不満がある
- 国内調達に切り替えたいがコストアップを懸念している
- カスタムトランスの引き合い先を探している
開発可能なトランス
グローウィルの自働化生産設備で開発可能なトランス(カスタムトランス)は以下の通りです。リンクをクリックすると標準品のページに遷移します。
アプリケーション
- リモートI/O(変圧器)
- 電力会社向けスマートメータ―
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