ここ数回のコラムで弊社社内用語「プロに聞くのが成功要因」の話をしています。

対象に関してのプロフェッショナルに確認する。弊社社員が実施できない原因について、認知バイアスの1つのダニングクルーガー効果が影響しているのではないかと最近考えています。

ご存知の人もいらっしゃると思いますが、ダニングクルーガー効果とは能力や専門性や経験の低い人が自分の能力を過大評価してしまうことで、本コラムテーマでいう結果が出ない人に当てはまります。

結果が出ない人は、自分の能力を過大評価するので、専門的な知識を持っている人に聞かなくても自分の能力だけで結果が出せると誤解をしてしまいます。

それに対して結果が出せる人は、自分である程度の知識を有していても専門的な知識を持っている人の意見を聞く方がより良い結果を出せる確率が高いと考えます。

多くの上司は私と同じように部下の報告、連絡、相談が無い事に日頃悩んでいるかと思いますが、今回のダニングクルーガー効果の影響があるのかもしれません。