前回前々回も社内用語「コペルニクス的転換で変身」でメール返信を早くする話をしましたが、今回は3回目として話をしたいと思います。

私はメールの返信がそれほど重要だと考えています。

なお、弊社では在宅ワーカーの方に業務委託することもありますが、採否判定に「メール返信の早さ」を評価項目に入れています。

さて「コペルニクス的転換で変身」の話に戻ります。

最近、行動経済学という観点で社員の成長を考えているのですが、行動経済学では、人は将来的なメリットよりも現在のメリットを重要視するという現在バイアスが働くそうです。

メール返信に置き換えると、メール処理や返信を早くすることは将来的に仕事の目標を達成につながる可能性を高めますが、目先の忙しさに囚われてしまいメール対応を先送りしてしまう傾向があります。

結果が出せる人は、将来的な結果を考えてすぐメール処理します。

結果が出ない人は、目先の忙しさからメール処理を後回しにして、結局は対応できずに終息します。

メール返信の早さはその人を判断する有効な判断基準だと思います。