今回は「仕事はキコリ」という社内用語です。

「樵(きこり)」は山の木を切る職業を指しますが、弊社では基準・根拠・理由の最初の言葉をとって「キコリ」と表現しています。

人はどうしてもすぐに思いついたこと、頭に浮かんだことを話し出します。これはノーベル賞を受賞したダニエル・カーネマンの著書「ファスト&スロー」で有名なシステム1(速い思考)に該当します。

仕事で結果を出すためには、直感的に発言や行動するのではなく、そのように考えた基準・根拠・理由を押さえておくことが重要です。

結果が出ない人は、相手の話を鵜呑みにして、自分の意見も頭に浮かんだことから話をします。

結果が出せる人は、相手の話について基準・根拠・理由を探り、自分の意見にも基準・根拠・理由を押さえて話をします。 何事にも基準・根拠・理由を押さえておくと結果は違ってきます。